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無鉛楽焼下絵具・陶彩パス

無鉛楽焼下絵具(粉末品)
 
素焼の終わった額皿、陶板あるいは、造形物に色付けをします。
楽焼下絵具は、限られた色合いしか有りませんが、その色の工夫から生まれる独特の雰囲気が
有ります。
決して全面を隈なく塗りつぶすのではなく素焼き素地が持っている立体的な空間を大切にして、
絵付け作業を行います。


 
楽焼下絵具の彩色技法について
 
(1)無鉛楽焼絵具(EM-シリーズ下絵具)で彩色します。輪郭仕上げをします。
 鉛を含まない発色鮮やかな楽焼用下絵具です。
 楽焼素焼皿などの絵付などに、適しています。
(2)無鉛のらくやきうわぐすりを薄く付けます。
 あまり厚いと、焼成中に透明うわぐすりが動いて絵のにじむことがありますので注意して
 ください。
(3)750~800℃の温度で焼いてください。
 注)常温からの昇温の場合には、750℃ぐらいで火を止めてください。
   800℃維持の窯に投入する場合は、約10分程度が目安です。


楽焼下絵具の多用途性

1200℃までの酸化焼成では安定した発色をします。
低火度にとどまらず幅広い温度域で用いることが出来ます。



画像クリックで拡大できます。

品番 品名 単位 価格(税別)
EM-21 ピンク 100g 1,500円
1kg 12,000円
EM-22 ベビーピンク 100g 800円
1kg 5,900円
EM-23 オレンジ 100g 1,600円
1kg 13,600円
EM-24 レモンイエロー 100g 1,100円
1kg 8,600円
EM-25 イエロー 100g ※販売終了※
1kg ※販売終了※
EM-26 ヒワ 100g ※販売終了※
1kg ※販売終了※
EM-27 グリーン 100g ※販売終了※
1kg ※販売終了※
EM-28 ターコイズブルー 100g 800円
1kg 4,600円
EM-29 ロイヤルブルー 100g 800円
1kg 5,600円
EM-30 ブルー 100g 1,900円
1kg 16,600円
EM-31 バイオレット 100g 2,200円
1kg 18,400円
EM-32 ライラック 100g 1,400円
1kg 9,700円
EM-33 ピーコック 100g 1,800円
1kg 15,400円
EM-34 ブラウン 100g 500円
1kg 3,300円
EM-35 チョコレート 100g 500円
1kg 3,400円
EM-36 グレー 100g 1,100円
1kg 8,600円
EM-37 ブラック 100g 1,300円
1kg 9,600円
EM-38 ホワイト 100g 500円
1kg 1,600円

(送料別)

陶彩パス

陶彩パスの特徴は素焼素地の表面にサッサッと描き上げ、その上より楽焼透明釉(本焼用透明釉も可)
を施し、一定の温度で焼き上げますと、焼物の世界では考えられなかったクレパス調の味わいある線
で仕上げることができます。
誰にでも描け、しかも従来の下絵付技法と比べ水で溶かす必要もなく、釉めくれ、釉はがれの心配も
なく、のりを加えるといった面倒な手間もいりません。
線描き、文字描き、重ね塗り、ぼかし、色絵具との併用も可能です。



陶彩パスの上手な使い方
 
(1)一般的な方法として、先をナイフで削れば線描写、点描写、文字書き、細部仕上げが行えます。
 削り方を工夫すれば、一層絵付が容易です。(削り屑は捨てないで利用ください-(4))
(2)平塗り、重ねぼかしなどには折れたパスや、好みのサイズに折ったパスを横にして使用してくだ
 さい。
(3)陶彩パスで下描きし、薄く溶いた絵具を筆で塗って仕上げたり、逆に色絵具で描いて、陶彩パス
 で押えるのも一方法です。
(4)先を削った削り屑は、絵具皿に残しておけば、指先につけてするぼかし塗りや、乳鉢でよく擦っ
 て溶けば筆を使って描けますので無駄がありません。


使用温度範囲と発色安定度

色名 800℃酸化  1200℃酸化  1250℃還元  摘要 
えんじ赤  ◎  〇    
 ◎  〇  〇  還元で多少青味
 ◎  〇    
 ◎  〇  〇  亜鉛釉 変色
 ◎  ◎  ◎  
うす茶  ◎  〇    

●高温使用時は、濃く描いて下さい。
●透明釉の組成により消色、変色するものがあります。



(注)ご使用いただく条件によって発色のイメージが多少変わる場合があります。
画像クリックで拡大できます。

品番 品名 色名 単位 価格(税別)
E-30 陶彩パス 6色セット
(えんじ赤・黒・黄・緑・青・うす茶)
1箱 4,300円
E-30 陶彩パス えんじ赤 1本 700円
E-30 陶彩パス 1本 700円
E-30 陶彩パス 1本 700円
E-30 陶彩パス 1本 700円
E-30 陶彩パス 1本 700円
E-30 陶彩パス うす茶 1本 700円

(送料別)

らく絵付の技法

焼物を全く知らない人も比較的抵抗なく楽しめる方法です。
これまでにも焼物に興味をいだき自分で焼いてみたい意欲から入門としての意味で、多くの方々にずいぶん親しまれてきました。
また最近では小・中学校で教育の一環として、あるいはグループ活動にと、年々増加の傾向にあります。
今から焼物を始められる方に、ぜひお勧めいたします。
絵付は素焼作品の表面にまず絵を描き、その上に楽焼透明釉を施し下絵を浮き出させる方法を言います。
クレパスや、水彩絵具の要領で素焼素地の上に描けばよいのですが、紙と異なり表面に吸水性があり、
また凹凸があるので慣れるまで時間がかかりますが、そのコツをマスターすれば、焼物独特の味わいある作品に仕上げることができます。


 
陶画筆による絵付技法

この技法は、素焼素地の上に、あらかじめ乳鉢でよく摺った下絵具で描いた後、更に上部より
楽焼透明釉を施し下絵を浮き出す方法を言います。
楽焼用下絵具としては、絵具、酸化金属粉、天然産ゴス、鬼板等があります。
 
(1)マルニ特製楽焼用下絵具は、誰にでも手軽に使用していただけるように、微粉砕してあり、
 絵具接着液(J-31)と水を加えて乳鉢で摺っていただけるだけで、様々に色絵が楽しめます。
 はじめての方はぜひ一度マルニ楽焼用下絵具をお使いください。
(2)酸化金属粉は金属単味あるいは、各種金属の組み合わせにより既成の絵具では得られない
 ”わび”た雰囲気の味わいを出すのに効果的です。
 また酸化金属粉を下絵付けに使う場合には、金属粉50%、フリット粉末釉30%位まぜ、
 乳鉢にてよく撹拌します。
(3)天然産絵具としてよく用いられる、古代ゴスや鬼板粉なども、古風な味わいを出す下絵、
 染付として利用でき、特に天然産のものは、いろいろな金属が微量に不純物として混じって
 いて、その発色もさまざまであり、おもしろい味が出せます。


上手に焼き上げるコツ
 
(1)乳鉢で摺った後、またはさらにガラス角乳棒を用いてガラス板の上で、できるだけ細かく
 丹念に摺ってください。
(2)筆はかならず陶画用筆をお使いください。
(3)楽焼透明釉は、ハガキ1枚以下の厚さに掛かるように水の量を調節してください。
(4)楽焼透明釉は、絵付絵具が充分乾いてから掛けてください。
(5)素焼作品は、絵付する前に一度水でぬらしておくと、筆の運びがスムーズになります。
(6)素焼品は表面部分に細かいほこりが無数にかかっていますので、下絵付や施釉の前に水を
 含ませたスポンジ、またはやわらかい布地でほこりをふき取ると、うまく釉掛け出来ます。


らくやき焼成に生じる欠点と防止方法

(欠点) (防止方法)
1.絵付部分の透明釉がはがれる 絵具の粒度を細かくする。
J-31絵具接着液を用いる。
2.うわぐすりに透明度が出ない 窯の温度を上げる。
透明釉を薄掛けにする。
3.透明釉が黄ばむ 窯内部を完全酸化雰囲気にする。
4.絵付けの色が消える 窯内部を酸化雰囲気にする。
絵付絵具を濃い目にする。
絵具と透明釉の組成をマッチさせる。
5.素焼作品が破損する 粘土の粒度を荒くする。