無鉛楽焼釉
らくやき…時間を凝縮した焼物の世界 らくやきは、焼成方法で2つに区分されます。
加熱条件の差によりまして、素地とうわぐすりの調整が大切なポイントとなります。
うわぐすりは基礎となる透明ぐすりに長石、硅石などを配して熔融温度を調整していくことが必要ですし、作品の素地につきましては、急熱急冷の作業に適した粘土を選定することや、或いは、粘土の配合が必要となってきます。
らくやきの面白さは、同一な材料をもちいた作品を制作いたしましても、窯の温度、雰囲気、窯内の滞留時間によって、微妙な変化がでてくるところにあります。
楽焼き用粘土と造形
本格的な楽焼きは、急熱急冷を焼成方法としているため、窯自体をあらかじめ、800~1,000℃前後の高温状態にしておいて、施釉された素焼きの作品をごく短い時間投入し、そしてただちに取り出して、空気中にさらしたり、あるいは、水冷という冷却方法を採りますので、急激な温度変化に耐える粘土の選定が必要です。
楽焼は基本的にはろくろによる制作ではなく、手びねりと丹念な削り出しによる成形を行いますので形や線が均整のとれたものではなく、かえって造形の面白さ、美しさが表現されます。
耐急熱急冷性粘土(A-1)はそういった作業に最も適した粘土です。 |
※添加水分量は目安ですので、用途に応じた調整が必要です。
焼成適応条件:◎最適 ○適
CM-1 透明釉(特級)
・焼成適応条件 酸化◎ ・1kg当りの目安水分量 700cc ・焼成目安温度 780℃ |
CM-2 乳白釉
・焼成適応条件 酸化◎ ・1kg当りの目安水分量 700cc ・焼成目安温度 800℃ |
CM-3 エンヂ赤釉
・焼成適応条件 酸化◎ ・1kg当りの目安水分量 700cc ・焼成目安温度 800℃ |
CM-4 黒茶釉
・焼成適応条件 酸化◎ ・1kg当りの目安水分量 700cc ・焼成目安温度 800℃ |
CM-5 カナリア黄釉
・焼成適応条件 酸化◎ ・1kg当りの目安水分量 700cc ・焼成目安温度 800℃ |
CM-6 トルコ青釉
・焼成適応条件 酸化◎ ・1kg当りの目安水分量 700cc ・焼成目安温度 800℃ |
CM-7 緑釉
・焼成適応条件 酸化◎ ・1kg当りの目安水分量 700cc ・焼成目安温度 800℃ |
CM-8 黒釉
・焼成適応条件 酸化◎ ・1kg当りの目安水分量 700cc ・焼成目安温度 800℃ |
CM-9 ヒワ釉
・焼成適応条件 酸化◎ ・1kg当りの目安水分量 700cc ・焼成目安温度 800℃ |
CM-10 青釉
・焼成適応条件 酸化◎ ・1kg当りの目安水分量 700cc ・焼成目安温度 800℃ |
CM-11 古代青釉
・焼成適応条件 酸化◎ ・1kg当りの目安水分量 700cc ・焼成目安温度 800℃ |
CM-12 透明釉(一級)
・焼成適応条件 酸化◎ ・1kg当りの目安水分量 700cc ・焼成目安温度 800℃
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※梱包・送料は別途申し受けます。 |