印花模様(ツゲ印)
　
三島手は、さりげない一つの紋を素地に送りこんでいくことで
連続した美しい紋様を生み出すことが出来ます。
それ自体は単純な紋様であっても、素地全体を埋め尽くすころ
華やいだ着物にも似た作風に仕上がっていきます。
色化粧泥、刷毛目化粧との組み合わせによって、素地は、一段と変化していきます。

※ご自分でデザインされたものも、作成させて頂きます。
　(納期は受注後約2週間程かかります)

印花の押印作業

※内面に指をあて、素地のヒズミが出ないように押すことがコツです。
　作陶時の粘土の硬さも重要です。
　

※素地そのものを削りすぎないように注意して、上塗り化粧をはがしていきます。

印花模様(ゴム印・樹脂印)
　
たのしい図柄を印花にしました。
材質は、ゴム印シリーズと、樹脂印シリーズの2通りがあります。

技法による用途の使い分けについて
○ゴム印シリーズ
　絵の具接着液(J-31)をもちいて、下絵の具・上絵の具を半練り状に調整して
　ガラス板の上に薄く伸ばし、素地の上にスタンプを行い装飾効果をだすときに用います。
○樹脂印シリーズ
　軟らかい粘土に押しつけて凹みを作り、化粧の重ね塗り、或いは、うわぐすりの凹みに
　溜まる濃淡の変化による装飾効果をだすときに用います。

マルニツゲ製刻印

作陶半ばにして、完成を見ない造形物の上に作者の刻印を押す。
それは、造り上げる人の緊張の一瞬でもあります。
焼き物には、心があります。
これから、高温で焼きあがっていく造形物に、自分が作り上げるものという
万感の意を添えるものでもあります。
　
そんな作者の”おもい”が刻印に集約されています。
あなたの作品を手にした人に、何時までも言い伝えられていくことでしょう。
”すばらしい作品を焼き上げよう”そんなおもいの作品一つ一つに、
刻印を押してみてはいかがでしょう。
そんなところにも、焼きもの独自の楽しみ、味わいが生まれます。

■ご注文時、ご指示いただくこと
1.字体①から⑩いずれかを選定してください。
2.品番(大きさの号数と、形状を角か丸か)をご指示ください。
3.ワクのあり・なしをご指定ください。
(例)字体①、KI-3(角4号)、ワクなし。
　
※納期は受注後、約10日間程かかります。
※ご自分でデザインされたものも、作成させていただきます。