金液・銀液

金彩・銀彩

上絵付けした作品に、上絵とともに金彩銀彩を施しますと、一層の装飾効果をもたらします。
陶磁器の素材ともよく合います。
金液、パラジウム液、銀液は、金、パラジウム、白金、銀などの貴金属をエッセンスとよばれる揮発性の油と溶剤を配した粘稠な溶液で、吸水性のない陶磁器の表面装飾にそのままで用います。

金液・銀液の使い方

1.磁器陶器の作品面を汚れの無いようにきれいに拭き取ります。
 指脂などには、注意してください。
2.使用前によく容器を振ってください。(沈殿した溶液を均質にするため)
 頻繁な作業には金チョクを用います。
3.基本的に原液のまま用います。
 万一粘性のあがった場合には、金油にて調整します。
4.均質に拡散されていれば、原液の濃さで作業してください。
 厚塗りは、かえってチヂレの原因をつくります。
5.一日乾燥期間をおいてください。
6.素地によって焼成温度の調整をしてください。
 ・磁器:750~850℃
 ・ボーンチャイナ:730~800℃
 ・陶器:680~740℃
 加熱による有機ガスの発生する400℃前後までの焼成域までは急な昇温はさけ、
 換気に注意しながらやや長い時間にする必要があります。
 この時間帯の処理が不十分ですと、光沢は鈍く、付着が弱くなります。
 

品番 品名 備考  単位 価格(税込)
NR-1101 金液(赤味)線書用
11%
最も一般的な赤味のある光沢な金液です
(陶器700~800℃ 磁器750~830℃)
10g 時価
25g 時価
NR-1100 金液(赤味)ベタ塗り用
11%
最も一般的な赤味のある光沢な金液です
耐ピンホール
25g 時価
NG-1292 金液(青味)
12% 
最も一般的な青味のある光沢な金液です 25g 時価
NR-8140 ハーフマット金液(赤)
14% 
金の含有量が増えるに従い深みが増し
高級感が出ます
25g 時価
NR-2218 マット金液(赤) 18%  焼成後金磨きペーパーで軽く磨くと
荘重な黄金色
25g 時価
NR-2200 マット金液(赤) 20%  25g 時価
NZ-1061 耐電子レンジ用 赤金液
6% 
耐電子レンジ用赤金液
(陶器700~800℃ 磁器750~830℃)
25g 時価
NA-4000PD
パラジウム
シルバー色の気品ある色調です 10g 時価
25g 時価
NA-4071PD
パラジウムマット
シルバー色の気品ある色調です 25g 時価
NA-3010
白金液(白味)
25g 時価
NA-3114
白金液(標準)
25g 時価
NA-3823
ハーフマット白金液
25g 時価
NA-3258
マット白金液
25g 時価
NA-5673
銀液
時間と経過とともに酸化され古色(黒味)
が付きます
(陶器700~800℃ 磁器750~830℃)
10g 時価
25g 時価
GP-1
純金フレーク 99%
400~450℃焼付 1g 時価
BP-4
純銀フレーク 99%
400~450℃焼付 4g 時価

※時価につきましては、都度価格をお問い合わせください。
(送料別)

 
品番 品名 備考  単位 価格(税込)
FX-0131
金油
揮発し固くなりかけた液の調整
に用います
100ml 2,530円
N-1
(焼)硼砂
純金フレーク・純銀フレークの
接着 10%前後添加
1kg 880円
MK-1
雲母金彩(金マット状)含鉛 35%
油性メディウム等で均質に混ぜ
て筆塗り下さい
50g 3,410円
MK-2
雲母銀彩(銀マット状)含鉛 10%
充分乾燥後、750~800℃で
焼付ます
50g 2,640円

(送料別)

 
 
品番 品名 単位 価格(税込)
GT-10
金チョク 大 50mmφ
1個 4,290円
GT-20
金チョク 小 35mmφ
1個 3,080円
GT-30
金磨きペーパー(10枚)
1組 5,390円

(送料別)

◆金チョク◆
金彩をする時に、金液小出し用の容器として使用します。
(注)寸法は口径の内寸となります。
(注)吹付けの為、5㎜~1㎝の誤差があります。
◆金磨きペーパー◆
焼成時に附着した薄いガス膜を磨き落とし、表面の艶出しに使用します。
寸法は10㎝角です。
 
 
品番 品名 単位 価格(税込)
GX-101
水性金彩固形絵具(含鉛)
15g 3,850円
GX-102
水性銀彩固形絵具(含鉛)
15g 2,860円

(送料別)